【プレスリリース】氷表面における異常に低い赤外光吸収効率の発見: 宇宙の氷の表面構造の理解へ前進

第1回公募研究(表面実験班)の羽馬哲也さんらは,「赤外多角入射分解分光法(Infrared MultipleAngle Incidence Resolution Spectrometry:赤外 MAIRS 法)」という新規赤外分光法を用いて,これまで研究が不可能であった「氷表面のダングリング OH の赤外光吸収効率(吸収断面積)」を明らかにしました.本研究で得た吸収断面積は,次世代赤外線観測用宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」をはじめとする赤外線天文学の観測結果を解釈するうえで活用され,星間塵の分子レベルの表面構造や物性(空孔率や比表面積)ならびに惑星系の形成過程について,理解が大きく進むことが期待されます.詳細はこちらから.
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/topics/files/20211206-pr-sobun-01.pdf