公募研究

第1回公募研究(FY2021-FY2022)募集

[公募要領・研究計画調書ダウンロード]

公募する内容・公募研究への期待(公募要領より)

本研究領域では,最先端の電波天文観測(研究項目 A01)やサンプルリターン試料を含む地球外物質の分析,始原物質再現/変質実験(研究項目 A02)から得られた結果を,理論グループ(研究項目 A03)が推進する天体の物理進化過程と化学反応ネットワークを融合したモデルで読み解く.そのモデルの構築にあっては,惑星系形成領域で起こる豊かな化学現象を理解するための学理形成を目指した精密な気相反応実験(研究項目 A04)や原子・分子レベルの表面反応実験(研究項目 A05)など,最先端の分子科学研究による結果を取り込むとともに,理論検証として量子化学計算(研究項目 A03)を活用する.その上で,理論グループがハブとなり,気相・表面実験の「ミクロ」と観測・分析の「マクロ」を繋ぎ,研究領域全体の有機的連携を図る.

 

このように,本研究領域では,観測,理論,分析,気相実験,表面実験の五つのアプローチから星間化学の変革を目指しており,これらは天文学,物理学,地球惑星科学,化学の分野に広くまたがっている.そのため,公募研究では,広範な分野からの,上記計画研究と相補的,あるいは発展的な実験研究や理論研究,観測・分析研究の提案を期待している.比較的大型(上限単年度 500 万円)の予算による実験,分析,装置・手法開発研究のほか,少額予算(単年度 200 万円以下)で推進できる理論研究や予備的実験など,萌芽的なアイディアに基づく小規模研究にも期待する.

*応募上限額は研究期間(2年間)の総額ではなく,単年度(1年間)あたりの金額です.研究分担者を置くことはできません.応募に際して,関連する研究計画(A01–A05)を選択していただく必要があります.ご留意下さい.

研究項目
応募上限額
採択件数目安
A01 高感度・高分解能観測で探る惑星系形成領域の化学進化
A02 太陽系形成時の化学環境の解明
200万円 (単年度)
 10件
A03 気相・固相の反応素過程に基づく中間温度における化学進化モデル
A04 先端ビーム制御による気相化学反応素過程の理解
500万円 (単年度)
 6件
A05 単分子表面分光手法を用いた塵表面における反応素過程の分子レベル解明